【BMS/BGA作者向け】beatoraja向け制作手順、紹介(HCN譜面等)
低血圧が最近しんどいです。MALVA.です。
先月の東京楽しかったから生きるのがつらい。
8/25 少し追記しました。
意外と反響あったので、hatena等でもうちょっとまとめたいのですが年末までお待ちください…
先に現在のイベント「OLDSKOOL vs FUTURE」へ参加している
Mifis -confinement-宜しくお願いします。(一応宣伝です…)
幼女おっぱいは正義わかる
…と、紹介はさておいて、このBMSではbeatorajaに完全対応させています。
主に音声プレビュー、高画質BGA、HCN譜面etc…
この制作手順をちょっと紹介してより流行れば…と思っています。
●beatorajaって何?
BMSプレイヤーと言えばLunaticRave2が主流ですが、開発が終わり10年くらい?経ってます。
そこで新たに代わる多機能プレイヤーで、去年から動き出してるみたいです。
ややスペックも必要ですが、HCN譜面、高画質BGA、EXHARD等
某本家ゲームに変わらない性能を持つ次世代プレイヤーです。スゴイ。
現在(5月)の時点でver0.5.5。仕様も少しずつ変化しています。
ユーザーの意見も取り入れているようなので、実際に使ってみて
色々要望などコメントしても良いかもしれません。
●制作者側におけるbeatoraja仕様の利点
個人的な意見もありますがいくつか。
・BGAが綺麗。
正直これ一択な気がします…。
現在LR2では512x512の1:1画質が主流に対して
beatorajaは1280x720まで対応してます。めっちゃ綺麗です。
というかそれ以上まで対応してるらしいんですが
デコードされるからあまり大きすぎても意味ないみたいです。多分。
私のツイッターのやつを引用してます。保存できなかったからキャプったとか言えない。
キャラクタの線とおっぱいがはっきり見えるのが一番わかりやすいかなと。
今回のBGAは緩やかにコマ打ちしつつ動くBGAでしたが、これだけ効果があったりします。
特に動きの激しいBGA(モーショングラフィックス等)は更に綺麗になると思います。
筆者は民族音楽+エロゲみたいなBMSしか作れないので誰か作ってください。
個人的には綺麗に作っていただいたBGAを512x512(1:1にすると尚更小さい)まで解像度を落とすのは
BGAさんにとってはやっぱり嫌な部分でもあるかなと思っています。
基本私はBGAは依頼する立場なので、せめてのお礼という意味でもこういうことはやりたいなと。
また、LR2ではなくbeatorajaを使ってる人の理由は全員かは分かりませんが
こういう高画質BGAに期待してやってる人も居るんじゃないかな?と私は思います。
●プレビュー専用音声対応
割と選曲のされやすさ的には重要かなと思います。
LR2は恐らく既存のBMSファイルをデコードして再生してると思われるんですが
(詳しくは知りません)
これがLR2の重くなる原因で、音声プレビューを切ってる人も多いと思います。
beatorajaではプレビュー専用の音源を入れておくとそれを勝手に再生してくれるので
PC負担にもならず自分の好きな部分で再生できます。
●CN,HCN譜面対応
CNのみだけでなく、HCNも対応しています。
これにより捨てノーツプレーができなくなるので、少し譜面の作り幅も広がるかな?と。
特に曲制作でも音楽ゲーム=音数多いメロディというイメージは拭えないのですが
HCNを使えばロングトーンが続く曲でも結構楽しめるように作れそうです。
他にもありそうですが割愛!
●beatoraja仕様の作り方(BMS、BGA、譜面)
本編です。開発者(両替侍さん)がまとめている制作者向けページを参考にしつつ。
基本的にはLR2(通常制作)とやることは変わりません。
主に下線部の部分になります。
[曲制作者]
・preview.ogg(wav)の追加⇒プレビュー音声が再生されます。
preview音声は再生したい位置から45秒~1分程が良さそうです。
選曲後オプションとか選んでる時間が長くてもそれくらいな気がします。
CD制作してる人ならクロスフェード作る感覚で、自分の聴かせたい場所を!
ラストは2秒ほどフェードアウト、大きい音から始まる場合は
開始1秒はフェードインさせた方が綺麗ですし、耳に優しいです。
音圧めっちゃ上げてる場合はRMS-10くらいに落とした方がいい気がします。
音切り、その他BMS化は通常通りでOKです。
[BGA作者]
・1280x720以上での制作を推奨。というより必須。
しっかり映像作る人ならBGAサイズで作る人は少なさそうですが…
ちなみに音声さえ乗ってればこのままYoutubeにアップできます。
・従来通りLR2版も用意すると良いと思います。(512x512帯有)
・beatoraja版はMP4形式で1280x720推奨。黒帯必要ありません。
画面のサイズに合わせて勝手にデコードされるみたいです。
FPSレートがどこまで対応してるか分かりませんが、24fpsや29.97fpsも対応してるようです。
(高レートは不明)
一応以下の通り、拡張子はほぼ対応しています。
「0.5.4現在、"mp4", "wmv", "m4v, "webm", "mpg", "mpeg", "m1v", "m2v", "avi"を動画BGAとして検出します。 同じファイル名で異なる拡張子のファイルが複数ある場合、BMSの定義に関わらず上記の順に優先的に検出されます。」(両替さんの資料より)
この場合、定義を変更せずともLR2(mpg他)とoraja(mp4)両方の動画ファイルが入ってたら
勝手にoraja側でmp4が検出される模様?BMS側での定義は関係無さそう?
今回は定義も変更しましたが、変えなくても良かったかも…(この辺は未検証です。スイマセン)
どちらも同梱させるのが理想ですが、ファイル容量が膨大になる可能性があるのが懸念。
100MBくらいだったら大丈夫かな…今の時代。
可能でした。
やり方としては…
(画像の場合共通ネームは_mifis_lr2sizeです。
lr2sizeとどちらも書いてるのは後で行ったためIR乱立を避けるためです。)
★譜面ファイル側の定義
LR2の方を定義する。(例 _BGA.mpg)
☆同梱させるファイル定義
共通ファイルネームにする。(例 LR2⇒_BGA.mpg oraja⇒_BGA.mp4)
oraja側は上記優先度の一番高いmp4推奨。
こうすることでLR2は普段の読み込みをしつつ
beatorajaは優先度による読み込みが行われ各動画ファイルが読み込まれるようになる。
=1つのBMSデータでどちらのプレイヤーにも対応させたBMSファイルが作れる!
パッケージ等に対しての高画質動画差分が必要なくなります。
(ちなみに100MB確実に超えるのでHDD少ない方などに注意喚起はした方がよいかも。)
[譜面作者](BMS作者)
・定義「#LNMODE」「#PREVIEW」を使用する。(previewは自動検出されますが念のため)
定義LNMODEは#LNMODE 1と書き込むことによってLNの仕様を変更できます。
1=LN、2=CN、3=HCNです。混合は今のところ不可能…bmson形式だと出来るみたいです。
基本的にLNMODE 1or2で通常譜面、HCN専用譜面は3にすると良さそうかなと思います。
beatoraja側でもLNは変更できますが、こちらの#LNMODE定義が優先的に適用されます。
ちなみにこのLNMODEを使うことでテスト中のorajaIRを破壊しましたごめんなさい
PREVIEWは「#PREVIEW xxxxx.ogg」で定義。
preview.oggだと自動的に再生されるので基本はこの形式の方が良さそうです。
HCN譜面のTOTAL値は正直適当…というより通常の譜面通りで大丈夫みたいです。
制作時、本家の譜面をいくつか確認しましたが
そこまでTOTAL値は通常の譜面と変わりませんでした。
同梱ならぽみゅの樹のTOTAL値を0.5~1.0割減くらいで良いと思います。LN発狂は知らん。
ラストにHCNのみを伸ばして終わるタイプだと大幅に難易度が優しくなるので注意が必要です。
今回誰も作っていなかったので、備忘録としてまとめてみました。
この記事はbeatoraja0.5.5を参考に書きました。今後仕様変更する可能性あります。
oraja形式に沿って動画を作っていただいた焼き鳥さん、動作確認に協力頂いたLNTakeshiさん
開発されている両替侍さん、その他方々ありがとうございました。
記事見づらくてスイマセン!amebaowndまじでブログ機能はダメ。
beatoraja普及するといいなぁと言いつつ
私自身もイベントBMSはbeatoraja、発狂BMSはLR2でやってたりします。
nazoPlayからLR2に移行する時もあまり気乗りしない意見も多かったらしいので
今後LR2からどこまで魅力的に出せるか、が期待できるところですね^^*
BMS制作側からも開発を支援出来ればよいな、と思っています。
G2Rも良い映像になると思うのでoraja仕様用意する予定です!ご期待ください><*
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